おはようございます。
水分補給についてお読みください。
体調を崩さないためにも、子どもたちの水分補給に気をつけることはとっても大切ですよね。
しかし、「水分をとって!」と思っても、実際子どもたちにはどのくらい必要なのかご存知ですか?
今日は、1日に必要な子どもの水分量をみていきたいと思います。
子どもは大人よりも水分が必要!
実は、子どもの体は水分が出て行きやすくなっているため、大人以上に水分が必要です。
なぜなら、小さな体に関わらず、大人と同じ数の汗せんを持っているため、相対的に汗をかく量も多くなるからです。
では、具体的にどれくらい必要かという、体重1kg当たりで・・・
・新生児:50~120ml
・乳児:120~ 150ml
・幼児:90~100ml
・児童:60~80ml
このくらいの水分が必要になるのです。
これは、体重1kg当たりの数字なので、例えば、体重20kgの子どもは、毎日1.2ℓ~1.6ℓの水分が必要ということに。
思っていたよりも多くはありませんか?
児童でも大人の倍近くの水分を必要としています。
その一方、成人の場合は40~50mlで充分。
幼い時ほど、たくさんの水分を必要とするのですね!
飲むものならなんでもいいの?
水分補給と聞いて思い浮かぶのは、ポカリなどの清涼飲料水ですよね。
けれど、子どもたちにとって、普段の水分補給にこれらは必要ありません。
一番良いのは、水、もしくはミネラルたっぷりの麦茶です。
冷やしたものは、体を冷やし、夏風邪の原因にもなりますので、常温で飲ませるようにしましょう。
(運動時はスポーツ飲料系が最適)
スポーツ界で注目!ウォーターローディングとは?
ウォーターローディングとは、スポーツの世界で注目されている水分補給方法です。
試合前の一定期間、毎日1~1.5ℓの水を少しずつ摂取することで、体を常に水で満たしておきます。
すると、試合中、発汗により水分を失っても、運動能力の低下を防ぐことができるという方法です。
実はこの方法、スポーツだけではなく、普段の水分補給、しいては子どもの水分補給にとっても、とても良い方法なのです!
医学界でも、脱水を防ぐためには、「”のどが渇いた”と感じる時に水分をとっても遅い」と言われています。
大切なのは、『のどが渇く前に水分を取ること=活動前の水分補給が大切』ということです。
例えば、出かける前、遊びに行く前、寝る前・・・など、コップ一杯(もしくは半分)で良いので、常に活動前に水分を取り、体に水を満たしておきましょう。
皆さんご参考にしていただき体調にお気をつけください!!